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インド視察レポート

今回は、6月に訪問したインドの視察についてレポートします。

インドまでは飛行機で成田空港から約8時間ほどです。インドネシアやタイに行くのと変わりません。 インドに行くのは今回が初めてしたが、正直なところ、個人的にあまりイメージが良くない国でした。 日本にいると、オールドデリーの貧困カースト制問題など、 マスメディアを通してネガティブな情報が多かったからかもしれません。

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そんな先入観をもって到着したデリーの空港は、私のイメージとは大きく異なり、とても立派でした。 成田空港と変わりない、むしろそれよりも大きいかもしれません。さらに空港に停車しているタクシーはブリキの玩具のような 可愛らしいレトロな車で、実際に乗ってみましたが、車内は広くて大柄な私でもゆったりと乗れました。 どこかイギリスのタクシーのような雰囲気もありますが、インド製だそうです。

空港で面食らった後、タクシーに乗って空港からおよそ30分くらいでニューデリーの街に到着。 この街も緑が多く街並みもキレイに整備されていて清潔感があります。 杜の都仙台よりも緑地は多い印象で、滞在期間中はとても気持ちよく過ごせそうです。初日は飛行機が到着したのが夜だったので、すぐに夕食をとることにしました。 インドといえばやはりカレーですよね。おいしく頂きました。 当日は夕食を終えたのがPM10:00を過ぎていましたが、大変満足でした。 カレーは今回の視察中に何度もいただきましたが、とにかく種類が豊富で日本のレストランでは到底味わえないようなメニューばかりでした。

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やはり、日本とは食文化が随分異なるようで、食べ物について特に印象的だったのがグラシャード州に行った時です。 こちらの地域はヒンズー教の中でも特に戒律が厳しい宗派の方が多く、まずアルコールの販売は一切ありません。 ホテルに入ってもノンアルコールビールしかなく、また、ベジタリアンが多いということで野菜中心の料理が目立ちました。 カレーも野菜カレーがメインで、サラダの種類はとても豊富でしたが、「肉を食わねば力が出ない」という方には少々さみしいかもしれません。 そのかわりに、調理の仕方はいろいろで、日本の精進料理のように野菜を肉や魚に見立てた料理など、いかに飽きずに野菜を食べるかという工夫が随所に見られました。 もちろん味は美味しいですし、ダイットにもいいかもしれませんね。

そんなグラシャード州では、ESSARという新興財閥を訪問しました。 こちらではタンカーなどの大型船を多数所有する一方で、電気炉や高炉、ガス田、港湾、発電などの事業をグループで経営しています。 自社での機械開発も行なっていて、鉄鋼部だけで25キロ四方というとてつもない敷地内には噴水やレストラン、学校や病院まで併設されていました。 総従業員の数は7万5千人で世界中に支店があり、福利厚生もしっかりとした先進企業だと思います。

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現在は鉄鉱石が沢山取れるため、鉄スクラップを使うより安価に質の良い鉄が作れるため、 スクラップは自社で開発したものだけを利用しているとの事なので、よほどの円安、もしくは情勢が変わらない限りは日本からの鉄スクラップの輸入は困難でしょう。 一方、対照的に廃プラ工場ではマンパワーがメインとなって、基盤リサイクル工場も手作業で行なっており、タイヤリサイクルについては日本と比べて、 設備も技術もまだまだだと感じました。

今回の視察を総評すると、まず、インドに対する印象を日本のマスコミが発信する情報だけを鵜呑みにして考えてはいけないということを学びました。 例えば、「タタ・モーターズ」で新しく発表された23万円で買える車が、世界で大きく取り上げられましたが、実際にインドでは不人気で全然道路を走っていませんでした。

また、治安についても報道されているものよりずっと良いものでした。 インド人というと、見た目が髭を生やして厳つい感じがしますが、話すととても優しい方が多かったです。もともとヒンズー教では殺生を禁じ、 「貧しくてもまじめに生きれば来世で恵まれる」という信仰ですから、スリや置き引きなどはあっても、金品を奪うための殺人は少ないと聞きました。 もちろん、インドは人口が6億人ありますし国土も広いですから、 それだけの人間がいればいろいろなことが起こって当然ですが、一言に「治安が悪い国」と括ってしまうのは違うのではないかと思います。

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それから、時間の感覚はアジアと同じで、よく言えば鷹揚、まあ、ルーズでしたね。 今回の視察で環境省官僚も訪問しましたが、約束の時間を過ぎて待たされることが多いように感じました。 また、一般人と比べて愛想がないし、どこか上から目線で自分の管轄以外には興味がないという雰囲気があり、 官僚というのはどこの国でも一緒なんだなと自分の国の官僚の顔が浮かびました。

しかし、インドがこれから発展する国の中で、中国の次に世界経済を支えていく可能性を秘めているということは間違いないでしょう。 世界最大の民主主義国であると同時に広大で肥沃な土地があり、 インフラ建設もしばらく続くでしょうから、これからまだまだ経済発展を遂げる国だと肌で感じました。

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