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時期が来たら是非やっておきたい愛車のメンテナンス!

自動車のパーツや油脂類は消耗品も多く、乗り続けていれば、必ずどこかでメンテナンスや交換が必要になります。車検や法定点検のときにまとめて整備を入れる人もいますが、なるべく愛車に負担をかけないようにするためには、日常のメンテナンスが大切です。ここでは、是非覚えておきたい愛車の油脂類の交換についてご紹介していきます。

○自動車の心臓部!エンジンのオイル交換について

メンテナンスの定番として、エンジンオイル交換が挙げられます。エンジンが自動車の心臓部分だとすれば、エンジンオイルは体内を流れる血液に例えられるものです。人間と同じで、汚れていれば調子が悪くなりますし、いずれは故障の原因に繋がってしまいます。

エンジンオイルは自分で交換することもできますが、自動車ディーラーや整備工場、ガソリンスタンド等に持ち込むことで作業をしてもらえます。作業工賃がおよそ1,000円前後かかり、その他、オイル本体の料金が必要です。オイルの必要量は自動車によって異なり、本体の料金はピンからキリまでありますが、4リットルでおよそ3,000〜5,000円程度かかるでしょう。

常に快適な状態を維持するには、3,000〜5,000キロ程度ごと、あるいは3ヶ月から半年程度に1度の交換をオススメします。また、エンジンにはオイルの汚れを吸収するフィルター(エレメント)が付いていますが、オイル交換2回に1回を目安に合わせて交換するといいでしょう。費用は工賃、部品代合わせて2,000円程度です。

エンジンルーム内の様子

エンジンルーム内の様子

エンジンオイルのレベルゲージ

エンジンオイルのレベルゲージ

○本当に無交換でいいの!?ギアオイルの交換について

オイルはエンジンオイルだけではありません。自動車を加速する上で大切なギア部分にもオイルが使われています。AT車(オートマ車)ではATFオイルの、MT車(マニュアル車)ではMTギアオイルの交換が必要です。自動車の説明書を見ると、無交換でOKと書いてあるものがありますが、良好な状態を保つのであれば、定期的な交換をお勧めします。

交換時期としては2年に1度を目安にするといいでしょう。つまり、車検の時期が来たら交換をするイメージです。走行距離が多い人の場合は2万キロに1度くらいが目安になります。作業工賃が2,000円前後、オイルの単価は品物により異なりますが、1リットル当たり800円〜1,500円程度かかると考えておきましょう。

エンジンオイル同様フィルターは付いていますが、通常は交換しない(正しくは交換できない)アイテムです。本来は汚れを取り除くフィルターなのですが、分解しないと交換ができませんので、汚れて詰まりきってしまったら大変なことになります。そのため、汚れる前にオイルを交換することが大切なのです。

ATF:オートマチックトランスミッションフルード(Automatic Transmission Fluid)の略
CVT:連続可変トランスミッション(Continuously Variable Transmission)の略

ATF:オートマチックトランスミッションフルード(Automatic Transmission Fluid)の略
CVT:連続可変トランスミッション(Continuously Variable Transmission)の略
整備工場では次回のメンテナンス時期を示す走行距離シール等を貼ってくれるところもある。

○ブレーキのオイル交換も忘れずに!

普段、当たり前のように使っているブレーキですが、ここにもオイルが使われているのをご存知でしょうか。ブレーキオイル(ブレーキフルード)は、フットブレーキを踏んだ際の圧力をブレーキパッドに伝える重要な役割を果たしています。

ブレーキオイルの特徴は、沸点が高いことです。とても重い車を制動するものですから、ブレーキにはとてつもない力と摩擦が発生します。オイルが熱を持ち、気泡が出てしまうと、ブレーキが利かなくなる「ベーパーロック現象」の原因になってしまうのです。しかし、ブレーキオイルは、古くなってくると沸点が下がり、ベーパーロックを起こしやすくなってしまいます。

その原因は、ブレーキオイルの性質である「水分を吸いやすい」という点にあります。水分を吸う事でオイルの沸点が下がり、気泡が発生しやすくなってしまうのです。したがって、ベーパーロック現象を起こさないためにも、定期的なオイル交換が必要になってきます。

できることであれば、車検ごとにオイルの交換をお勧めします。交換費用はオイル代を含めて5,000円程度です。

ブレーキフールドタンク

ブレーキフールドタンク

エンジンを守るOIL類

エンジンを守るOIL類

○冷却水はオイルではないけれど…

オイルではありませんが、エンジンに関連する油脂類の中に、LLCと呼ばれるエンジンの冷却水があります。高熱になったエンジンを冷やすもので、使い続けていると、徐々に蒸発し、量が少なくなってきます。LLCが不足するとオーバーヒートを起こしやすくなる原因になりますので注意が必要です。また、回路内に錆びが発生することもあります。

LLCも、できれば車検ごとに交換することをお勧めします。費用は冷却水込みで3,000円〜5,000円程度です。

○その他のオイル類について

他にもオイル類は車の中で複数使われています。たとえば、ハンドル操作を軽くしてくれるパワステオイル(パワーステアリングフルード)もそのひとつです。オイルに汚れが出てしまうと、ハンドル操作が重くなり、車の運転に支障が出る場合があります。

そして、後輪の操作を制御するデファレンシャルギアのオイルであるデファレンシャルオイルも交換の必要があります。2輪車の内、FF駆動(フロントタイヤにエンジンの動力が伝わるタイプ)の場合は、ギアオイルと一緒になっていることが多いです。

これらはギアオイルの交換と同時期に行うといいでしょう。

エンジンオイル以外は、車検、あるいは法定点検時の交換で問題はなさそうですが、これはあくまで通常の走行パターンで想定された劣化具合です。たくさん走る人は日頃からチェックが必要ですし、あまり走らないからと言って、交換しなくていいというわけではありません。

予期しない故障を防ぐためにも、そして、愛車のコンディションを整え長く乗り続けるためにも、メンテナンスは定期的に行ってみてはいかがでしょうか。

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