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手軽にレーサー体験!!クイック羽生の攻略法

1. 自己紹介

こんにちは。ここでのコラム掲載は、2度目になります。横浜国立大学フォーミュラプロジェクト(http://ynfp.jp/)で、2018年度プロジェクトのチームリーダーを務めていた椎橋と申します。チームリーダーのほかに、車両の設計統括を行うテクニカルディレクターや、車両のセットアップを管理するトラックエンジニアも兼任しておりました。

弊プロジェクトは約70社の企業の方々にスポンサーとなっていただき、様々な方面からご支援いただきながら、活動しております。

今回のコラムでは、ドライバー練習や車両のテスト走行などで10年近くお世話になっている埼玉県羽生市にございますレンタルカート場のクイック羽生様のご紹介をさせてください。

2. クイック羽生について

埼玉県羽生市(http://919.ms/)にあるレンタルカートサーキットです。レンタルカートのほかに、持ち込みカートや持ち込みバイクの走行もできます。

サーキットの入り口

サーキットの入り口

駐車場も広く、車やバイクで来ても停めることがない!!ということはないと思います。

電動キッズカート

電動キッズカート

サーキットの入り口には小さなお子様向けの電動キッズカートも用意されており、家族連れでご来場いただいても1日中お楽しみいただけます。

レストスペース1

レストスペース1

レストスペース2

レストスペース2

レストスペース3

レストスペース3

レストスペースも広く確保されており、ゴールデンウィークなどの大型連休でサーキットが混んでいても快適に過ごすことができます。

コース図

コース図

サーキットレイアウトは国内屈指のテクニカルサーキットになっています。低速コーナーが中心となっていますが、ストレート後の1コーナーの突っ込みもとても迫力があります。

レンタルカート

レンタルカート

クイック羽生で使用されているレンタルカートはSodi SR5というモデルになります。2018年11月にレンタルカート業界では主流のBirel N36からリニューアルされました。以前のカートより排気量が大きくなり、トルクが増しパワフルなカートになりました。

装備のレンタル

装備のレンタル

ヘルメットやグローブのレンタル装備が充実しており、手ぶらでレンタルカートを楽しむことができます。

以上箇条書きのようになってしまいましたが、簡単な施設紹介になります。次節からは表題にある通り、私なりのコースの攻略法を紹介させていただきたいと思います。

3. クイック羽生の攻略について

まず初めに今回紹介させていただく攻略法に関してですが、あくまでも私なりの攻略法なので参考程度にしていただけたら幸いです。

私はこの横浜国立大学フォーミュラプロジェクトに参加して3年ほどになり、クイック羽生様には年5〜10回ほどレンタルカートを利用させていただき、ドライバー練習をさせていただいております。

現在用いられているレンタルカートのSodiでの私自身のベストラップは、49.4sほどです。今回の攻略法では中級〜上級者向けに、50sを切るにはどのように走ればよいのかをコーナーごとに詳しく紹介させていただければと思います。

まずは私がクイック羽生を走行したオンボード映像をご覧ください。(https://youtu.be/AyiNmJPoo5M)ヘルメットマウントとカートについてるマウントで2アングルからの視点になっています。それでは詳細な攻略法の説明に入っていきたいと思います。

最終コーナー〜1コーナー

最終コーナー〜1コーナーのラインどり

最終コーナー〜1コーナーのラインどり

上記写真の青線がアクセル、赤線がブレーキと判断していただければと思います。

最終コーナーから1コーナーに向けての立ち上がりのラインは、すぐストレートの左側によって行くのではなく、1コーナーの進入に向かってまっすぐ立ち上がります。そうして少しでも最短距離を選ぶことで、タイム短縮になります。

1コーナーのブレーキングのタイミングは、一つ目の縁石を超えた直後に短い時間で終わらせます。コーナリングしながらのブレーキで車両のバランスが崩れやすいですが、リアタイヤがロックするかしないかの瀬戸際を攻めたブレーキングが必要となってきます。さらに、ブレーキングをしながら出口に向かって車両の向きを変え、素早く加速体制に入れるように車両のコントロールをします。

以上が最終コーナーから1コーナーの脱出までの攻略法になります。

2コーナー~4コーナー

2コーナー~4コーナーのラインどり

2コーナー~4コーナーのラインどり

次はクイック羽生特有のテクニカルセクションの攻略法になります。2コーナー~4コーナーの脱出までの区間は上記の写真にある通り、アクセル全開で駆け抜けていきます。

このセクターで気を付けてほしいことは乗っていい縁石と乗ってはいけない縁石を見分けることです。上記写真で言うと緑の円で囲った縁石はガッツリ乗っていい縁石で、黄色の円で囲った縁石は乗ってはいけない縁石です。

なぜ黄色い円で囲った縁石に乗ってはいけないかというと、この2か所の縁石は背が高い縁石になっており、乗ってしまうと車がはねてしまいタイムロスになってしまうからです。そのほかの縁石は積極的に乗り走行距離を短くすることでタイムアップができます。

ここからはラインどりに関して説明していきたいと思います。

1コーナーから2コーナーにかけては、左側にある縁石にしっかり乗って2コーナーの旋回に向けしっかりと車両の向きを変えていきます。2コーナーのラインどりは一見複合コーナーのように見えますが、ステアリングの角度を一定に保って修正舵によるタイムロスをなくすイメージでクリアしていきます。

2コーナーから3コーナーにかけてはS字区間となっており、右左とリズムよく縁石を利用してクリアしていきます。3コーナーの脱出では左の縁石に乗りながら4コーナーの進入に向けて左側によっておきます。そうすることで次の4コーナーの進入のラインの自由度が増して、タイムアップにつながります。4コーナーは右側の縁石と左側の縁石に乗らないように、まっすぐにラインどりをして最短距離でタイムを稼いでいきます。

以上が2コーナーから4コーナーの攻略法になります。

5コーナー~6コーナー

5コーナー~6コーナーのラインどり

5コーナー~6コーナーのラインどり

次は5コーナーから6コーナーの脱出までについてです。ここのセクションも、使っていい縁石とそうではない縁石が明確なので、上記の写真を参考にしていただければと思います。

5コーナーは2コーナーと同様で一見複合コーナーに見えますが、一定の舵角でクリアすることで余計な修正舵によるタイムロスを防いでいきます。脱出は6コーナーの進入に向けて左側によって行くことで、次のコーナーの進入のラインどりの自由度を高めておきます。

6コーナーは1コーナーの攻略法と似ていて、短い時間でブレーキングを終わらせつつ、ブレーキングをしながら、車両の向きを6コーナーの脱出に向けて変えていくことでタイムを短縮していきます。脱出は極力ステアリングをまっすぐにし、フロントタイヤのロスを減らすイメージでクリアしていきます。

ここで豆知識ですが、6コーナーは実は左右対称のコーナーになっています。ぜひコースウォークをする機会があれば確認してみると面白いと思います。

以上が5コーナーから6コーナーの攻略法になります。

7コーナー

7コーナーのラインどり

7コーナーのラインどり

次は7コーナーの攻略法になります。このセクションは縁石の使い方がほかのセクションの考え方と少し違います。

上記写真の黄色い円の部分はそこまで背の高い縁石ではないので、一見乗って距離を稼いだほうがいいのではと考えがちなのです。しかし、ここの縁石はギャップが結構あるため乗ってしまうと車がはねてしまい、駆動力がうまく伝わらずかえってタイムロスになってしまうので乗らないことを勧めます。

6コーナーから7コーナーの立ち上がりは早めに左側によるのではなく、最短距離を稼ぐようなラインどりをしてタイムを短縮していきます。7コーナーの進入から脱出にかけては、縁石に乗らないぎりぎりのラインどりで、インべたを攻めていきます。

このコーナーはアクセル全開で抜けていきますが、進入で雑にステアリングを切っていくとリアタイヤが滑ってしまいタイムロスになってしまうので、少し手前から徐々にハンドルを切っていきコーナーのイン側によって行きます。

脱出は次の8コーナーに向けてまっすぐに立ち上がっていくことでハンドルによるロスと最短距離を走ることでタイムを短縮できます。

以上が7コーナーの攻略法になります。

8コーナー

8コーナーのラインどり

8コーナーのラインどり

次は8コーナーの攻略法になります。8コーナーの進入は2・5コーナー同様に複合コーナーのようになっていますが、1つのコーナーととらえて一定の舵角でクリアしていきます。そのため手前の右側の縁石に乗って距離を稼ぐのではなく、半車身ほどあけて一つのアールになるようにラインどりをします。

進入のブレーキングは1・5コーナーと同様に短い距離で終わらせつつ、出口に向かって車の向きを変えていくことにより脱出の姿勢を整えてタイムを稼いでいきます。コーナリング中はイン側の縁石にしっかり乗り、距離を稼ぎながらクリアしていきます。脱出は次のコーナーに向け、右側の縁石もしっかり利用して、まっすぐ立ち上がることにより最短距離を通過することでタイムを短縮していきます。

以上が8コーナーの攻略法になります。

9コーナー~10コーナー~最終コーナー

9コーナー~10コーナー~最終コーナーのラインどり

9コーナー~10コーナー~最終コーナーのラインどり

最後はクイック羽生の中でも一番のテクニカルセクションである9コーナーから最終コーナーの攻略法です。

9コーナーの進入のブレーキは、ほんの一瞬でいいのでかけたほうがいいと思います。ここはワンオフでもクリアできるコーナーではありますが、次の10コーナーに向けて少しでも向きを早く変えたほうがいいので、ブレーキを使ってしっかりとフロントに荷重を乗せましょう。旋回中はイン側の縁石にしっかりと乗り、次のコーナーの進入が楽になるように左側によるように立ち上がっていきます。

次の10コーナーから最終コーナーにかけての長い右旋回は、複合コーナーのようにはなっていますが、一定の舵角でアクセル全開で抜けていくことにより無駄なハンドル操作によるロスをなくし、少しでもストレートスピードを稼ぐイメージでクリアしていきます。ここで失敗してしまうと1コーナーまでの長いストレート区間でタイムを失ってしまうのでとても重要な部分です。

最終コーナーはピンクで囲ったように極力ハンドルを切らずまっすぐ抜けます。そうすることでストレートスピードを稼ぐことができ、タイム短縮につながります。

以上が最終セクションの攻略法です。

最後に

長々と各セクションに分けて攻略法を説明させていただきましたが、あくまでも私なりの走り方になりますので参考程度にしていただければなぁと思います。

レンタルカートは手軽にモータースポーツを楽しめる格好の機会です。このコラムを見ていただいた方には、ぜひクイック羽生に出かけてもらい思う存分カートを楽しんでいただきたいと思います。

最後まで私のコラムを拝読いただきましてありがとうございました。

執筆:横浜国立大学フォーミュラプロジェクト

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