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スタッドレスタイヤのあれこれ

はじめに

こんにちは!
静岡大学自動車部です。
突然ですが皆さんは、スタッドレスタイヤをお持ちでしょうか?

スタッドレスタイヤ

スタッドレスタイヤ

雪の多い地域にお住まいの方は、ほとんどの方が持っていらっしゃるでしょうが、都市部をはじめとした、雪のあまり降らない地域にお住まいの方の中には、持っていらっしゃらない人もおられると思います。

スタッドレスタイヤは、通常のタイヤと比べて、性能や寿命などが異なり、私たちが注意するべき点、知っておかなければいけないことがたくさんあります。
そこで、このコラムではスタッドレスタイヤを購入・使用するにあたって大切なこと、知っておいて欲しいことをまとめました。

もし、このコラムを読んでくださっている人の中に、スタッドレスタイヤの購入を検討している人や、現在スタッドレスタイヤを保有・使用している方がいらっしゃったらぜひ参考にしてください。

スタッドレスタイヤのあれこれ

そもそもスタッドレスタイヤって何?

スタッドレスタイヤとは、鋲(びょう)を埋め込んでいない冬タイヤのこと(デジタル大辞泉より)です。
夏タイヤ(通常のタイヤ)と比べて、凍結した路面や雪道において滑りにくくなる特徴があります。
そして、トレッド(地面と触れる部分)が小さな四角形に分割されおり、四角形の中に小さな切れ込みがたくさんあるのが特徴です。

スタッドレスタイヤの正面写真

スタッドレスタイヤの正面写真

ところで、上記に書かれていた鋲とは、釘を少し太くしたようなもののことで、スタッドレスタイヤが登場する以前は、スパイクタイヤというタイヤに鋲を埋め込んだタイヤが、世界中で使われていました。

しかし、このスパイクタイヤは、アスファルトを傷つけてしまい、道路の消費を早まってしまったり、削れたアスファルトの粉が大気中に舞うことによって、公害にまで発展してしまったりする問題がありました。
そのため、日本では1990年には法律によってスパイクタイヤの使用は禁止され、代わりにスタッドレスタイヤが普及するようになりました。

どれくらい性能がちがうの?

通常のタイヤと、スタッドレスタイヤとでは、制動距離と燃費に違いがあります。

制動距離に関して言えば、雪上においてスタッドレスタイヤのほうが、格段と短くなります。
実際にJAFが行った実験によると、圧雪路における制動距離は通常のタイヤを使用した場合、スタッドレスタイヤを使用した時より、1.7倍も長くなるようです。

一方で、燃費については、通常のタイヤの方が良いと一般的には言われています。
しかし、実際はそこまで燃費が変わったりしない、という記事なども散見され、実際に燃費に差があるのかどうかは定かではありません。

ですので、とりあえずスタッドレスタイヤは、雪道や凍結した路面において、制動距離が短くさせる効果があるということを覚えておいてください。

スタッドレスタイヤの正面写真

スタッドレスタイヤの正面写真

実際にいくらかかるの

スタッドレスタイヤの価格は、そのタイヤの制動距離と基本的には反比例しています。12~14インチのタイヤにおいては、一本当たり約¥4,000~¥20,000と、かなりの差があります。
具体的な制動距離については、タイヤ公正取引協議会の定める実験に基づいて、測定されています。

しかし、各社その結果については、数値では表示しておらず、実験の様子を写真で公表しているのみです。
そのため、このコラムにおいて、他社間のタイヤ性能について比較することはできませんが、値段が高い製品ほど制動距離は短い、という考え方でまず間違いないでしょう。

また、通常のタイヤについても同様の価格帯ですので、スタッドレスタイヤだから高いということもありません。

また、世の中には中古タイヤも存在し、条件次第では相場よりもかなり安くスタッドレスタイヤを購入することもできます。
ですが、詳しくは後述で説明しますが、あまりお勧めしません。

スタッドレスレンタルとは

スタッドレスレンタルとは、スタッドレスタイヤを所有していない人に向けてタイヤショップや、ガソリンスタンドがスタッドレスタイヤをレンタルするサービスです。
大体13インチのタイヤを、1泊2日でレンタルした場合、4本セットで約¥5,000ととてもリーズナブルな価格となっています。

また、当然取り付けや、保守管理はすべてお店で行ってくれるので、気軽にスタッドレスを使用することができます。
もし、年に数回だけしか、スタッドレスを使用しないような人ならば、このようなサービスを利用することをおすすめします。

ただし、いざというときに、いつでも利用できるわけではないので注意が必要です。
また、各店舗においてタイヤの数には限りがあるので、かならず事前に予約をするようにしましょう。

法律のあれこれ

高速道路の規制

高速道路においては、冬タイヤ規制というものが存在します。
この規制が、かかっている区域を走行する場合は、スタッドレスタイヤ、チェーン等を装備しなくてはいけません。
その他にも、速度制限やチェーン規制が存在します。

なかでも、私たちが注意しなくてはいけないのがチェーン規制です。
このチェーン規制は、文字の通りチェーンを着用しなくては走行できないという、意味の規制であり、たとえスタッドレスタイヤを着用していても、チェーンを着用しなくては走行できません。
そして、このチェーン規制に関しては罰則が存在します。

では、高速道路を利用する人、すべてがチェーンを所有しなくてはいけないかと言われるとそうではありません。
特に、高速道路上ではあらかじめ、チェーン規制となる区域は決められています。

例として、NEXCO中日本の区間内では、中央道の「飯田山本IC~園原IC」、「須玉IC~長坂IC」、北陸道の「丸岡IC~加賀IC」、「木之本IC~今庄IC」の4か所のみがチェーン規制の対象となっており、それ以外の箇所でチェーン規制になることはまずありません。そのため、チェーンに関しては、これらの区域を走行するか否かで判断すると良いと思います。

一般道の規制

一般道における冬タイヤの規制は、法律ではなく、各都道府県の条例によって定められています。
そのため、都道府県によって条例の内容や、冬用タイヤの定義などが異なる場合があります。

ですが、基本的にはスタッドレスタイヤの装着義務を定めている県がほとんどです。
実際、岐阜県の道路交通法施行規則には、

『積雪又は凍結している道路において、自動車(二輪のものを除く。)を運転するときは、タイヤにチェーンを取り付ける等すべり止めの措置を講ずること。』

と記載されています。

ですので、路面の凍結時や積雪時に、スタッドレスタイヤを着用するなどの対策を行うことはドライバーの義務ともいえます。
たとえ都心部のお住まいの方でも、数年に一度の大雪や路面の凍結などに対して、何らかの対策をしなくてはなりません。

もし、雪の中を通常のタイヤで走行している方がいらっしゃったら、それは基本的には条例違反に当たりますので極力やめるようにしてください。
実際、都道府県別の条例を破ると、公安委員会遵守事項違反になります。
この違反は、違反点数自体は0ですが、罰金があります。
大型車では¥7,000、普通車・二輪車は¥6,000、原付車は¥5,000です。

ですので、住んでいる地域に関係なく、もしも路面が凍結したりした時のために、スタッドレスタイヤを用意するなどの対策や、スタッドレスタイヤは購入しないが、雪が降ったときにはレンタルするか絶対に運転しないという心構えが大切になります。

これだけは気を付けて!

スタッドレスタイヤの寿命

通常のタイヤは、タイヤの溝が無くなったら交換する、というのが一つの目安になっています。
しかし、スタッドレスタイヤの場合は、タイヤの溝だけでなくゴムの経年劣化についても考えなくてはいけません。

そのため、スタッドレスタイヤは、使用の有無に関係なく製造から約3〜4年が交換の目安とされています。
とはいえ、今使用しているタイヤがいつ製造されて、いつ使い始めたか理解している人は少ないはず。

そのため、タイヤにはちゃんと製造年と、製造週が記載されています。

タイヤの製造年月の表記

タイヤの製造年月の表記

この写真はほんの一例ですが、このように四桁の番号で、下2桁が製造された年の西暦下2桁、上2桁が製造された週といった形で表記されています。
写真のタイヤは、2919と記載されていることから、2019年の7月前後に製造されたものとわかります。

また、世の中に中古タイヤが出回っていますが、製造年月がはっきりとわからない、わかったとしても5年以上経過しているケースが多いのでお勧めできません。
タイヤの溝については、通常のタイヤと同じですが、一応判断方法を記載させていただきます。

タイヤの溝は新品時の約50%が交換の目安とされています。
これは、タイヤのプラットフォームと言われる部分を確認するとわかります。
プラットフォームとは、写真にある矢印の延長戦にあるタイヤの溝の中のでっぱりです。

矢印がプラットフォームの位置

矢印がプラットフォームの位置

矢印がプラットフォームの位置

矢印がプラットフォームの位置

プラットフォーム(溝あり)

プラットフォーム(溝あり)

プラットフォーム(溝なし)

プラットフォーム(溝なし)

そこが、すり減り出したら交換の目安です。
このように、スタッドレスタイヤを使用する際には、タイヤの溝、使用年数に応じてそれぞれ寿命があるということを、理解する必要があります。

衝突回避システムは効かない!

JAFの調査によると、衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)は、雪道、凍結した路面では、時速30キロ以上で正常に機能しなくなるようです。(自動ブレーキの作動はするが、ブレーキが間に合わず障害物にぶつかってしまうらしい)

ですので、冬の道路では、安全装置や自分の技量に頼りすぎず、安全な速度と十分な車間距離をとって走行するように心がけてください。

絶対にフロント・リアの両方に装着する

スタッドレスタイヤは、4本装着することを前提に開発されています。
そのため、もしも駆動輪だけにスタッドレスタイヤを装着した場合、カーブで後輪がスリップしてしまったり、下り坂などで安全に止まることができなくってしまったりする可能性があります。

ですので、スタッドレスタイヤを片方だけに装着することは、絶対にしないでください。

さいごに

スタッドレスタイヤは、冬のドライブには非常に欠かせないものですが、使用する上での注意点が多く、罰則なども定められています。
しっかりと整備をしたうえで、安全運転でドライブを楽しんでください。

著者:静岡大学自動車部

参考文献

デジタル大辞泉 スタッドレスタイヤ

https://ontheroad.toyotires.jp/howto/5189/ http://qa.jaf.or.jp/mechanism/tire/06.htm https://jaf.or.jp/common/news/2017/20171117-01 http://serecttire.info/category13/entry143.html https://www.businessinsider.jp/post-205975 https://www.c-nexco.co.jp/special/snow/point.html

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