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自動車競技を改めて紹介します!

自動車競技を改めて紹介します!

最近、世間では、人々の車離れが話題になっています。「若者の車離れが…」「高齢者の免許返納が…」「煽り運転が…」このようなマイナスな話題も多く取り上げられるようになりました。

しかし一方で、車好きの間では、新型スイフトスポーツ・新型スープラ・GT-Rコンセプト(R50)と挙げていてはきりがないほどに、大いに盛り上がりを見せています。車に興味がある人とない人の差が、今まで以上に大きくなっているのではないかと、危機を感じています。

そこで今回は、少しでも自動車に興味を持つ人が増えることを祈って「自動車競技」の魅力について紹介します。載せられる範囲で、YouTubeの動画リンクも貼りますので、競技の雰囲気だけでもつかんでいただけたら嬉しいです。

また、競技の内容以外に、自動車競技の楽しみ方なども紹介していきます。筆者のイチオシは最後のほうに書いていますので、ぜひ最後までチェックしてくださいね!

[1]レース(ロードレース)

一般的に車を使った競技といえば、最初に想像されるのが、ロードレース(以下:レース)ですよね。サーキットを凄まじい速度で、抜きつ抜かれつの熱い戦いを繰り広げるレースは、自動車競技の花形ともいえます。世界的に有名なF1をはじめ、市販車をベースとしたものや、電気自動車のレースなど、種類は多岐にわたります。

レースは基本的には、スプリントレースと耐久レースに分類されます。スプリントレースは、決められた周回数(もしくは距離)を、いかに早く走るかを競います。耐久レースは、決められた時間内で、どれだけの距離を走れるかを競います。代表的なスプリントレースは、「F1」や、日本をメインとして開催される「スーパーGT」。耐久レースでは、ドイツのニュルブルクリンクで行われる、「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」が挙げられます。観客の動員数も多く、地方のグルメやショップの数も多いので、レースを見るだけでなく様々な楽しみ方ができます。近年は、レース以外のところにも力を注ぐサーキットも出てきています。敷地内のスペースで、キャンプをしながらレース観戦が出来る場所もあります。

実際に走ってみたいけれど、自分で車を準備することが難しいという方は、カートを始めてみるのもいいかもしれません。カートはレースの入門として非常に有名かつ効果的で、プロレーシングドライバーの多くは、幼少のころからカートをしている人が多いのです。
最近では、レンタルカートや、屋内カート場なども増えてきており、気軽に始めてみることができます。

全日本エコドライブチャンピオンシップの写真

全日本エコドライブチャンピオンシップの写真
(これも立派なレースです!)

[2]ジムカーナ

ジムカーナは、サーキットもしくはアスファルトの広い場所で行われる、タイムトライアルです。パイロン(コーン)でコースを制作するため、サーキットと違い、大会ごとに走るコースが変わります。また、サーキット走行に対して低速域の走行が多く、上手く小回りをしなければ、早く走られないようなコースが作られることが多いです。小回りをするためにジムカーナでは、サイドブレーキを使った「サイドターン」と呼ばれるテクニックを用います。車が普通とはかけ離れた挙動をするので、非常に面白いです。また、1回の走行が2~3分程度と短く、観戦も非常にしやすいです。

日本では、JAF主催の全日本大会や地方戦があり、大きな盛り上がりを見せています。地方のミニサーキットなどで開催されることも多いので、意外と身近な場所で開催されているかもしれませんよ。

ジムカーナ映像:https://www.youtube.com/watch?v=o3fApxVlzwQ&list=PLxKJAmSBfv2gVHnqQXLV9YeNVxrJNPCOl&index=2

全日本学生ジムカーナ大会の写真

全日本学生ジムカーナ大会の写真
スピンターンの瞬間を激写!

[3]ダートトライアル

ダートトライアル(以下:ダート)は、未舗装路を用いて行われるタイムトライアルです。場所によって地面の質は違いますが、土や砂利のコースであることが一般的です。土煙を上げながら豪快にマシンを滑らせて走る姿は圧巻で、何回見ても興奮が冷めることはありません。ダートもジムカーナと同様に、大会ごとにコースが変えられるので、毎回コースの攻略法も変わります。

大会は、日本でのJAF主催の全日本大会や地方戦が挙げられます。ダートトライアルはモータースポーツの中でも、大きな人気を誇っていますが、車両を作り上げるのに大きく改造が必要なことが多く、またダート場が少ないことなどの理由により、モータースポーツの中でも競技人口の減少が激しい傾向にありす。ぜひ、一度ダートトライアルを生で見て、盛り上げていく一員になってください。

ダートトライアル映像:https://www.youtube.com/watch?v=Fg-HqGPEAhg

全日本学生ダートトライアルの写真

全日本学生ダートトライアルの写真
(ド派手…!)

[4]ラリー

ラリーは、閉鎖された公道(峠や旧市街、林道など)に設けられた、SS区間というタイム計測区間を走る、タイムトライアルです。代表的なものには「WRC(FIA World Rally Championship)」が挙げられます。

この競技の他と大きく違う点は、助手席にコ・ドライバーと呼ばれる、ナビゲーターを乗せて走ることです。出口までの視界が確保できないようなカーブを、全開で走り抜けられるよう、前もって下見をします。コ・ドライバーは、カーブの方向、曲がり具合、路面状況などを、運転中のドライバーに伝えます。ドライバーとコ・ドライバーの息が合っていないと、速く走ることが出来ません。ペア競技のようなイメージです。

WRCの日本での開催は、今のところ予定されてはいませんが、日本国内の大会は行われているので、ぜひ見てください。大会情報等もネットに挙げられるので、一度確認してみてはいかがでしょうか。

[5]ドリフト

ドリフトは、日本発祥の競技と言われており、速さではなくカッコよさを競う競技です。車を意図的にスピンに近い状態にして、横滑りを維持し、その角度や空転するタイヤから出る煙の量などで、カッコよさを競います。勝ち負けの判定が曖昧であったり、偏見の入りやすい競技ではありますが、その派手さもあって若者に人気です。また某人気漫画の主人公も、ドリフト走行が代名詞となっており、これがきっかけで知ったという人も、多いのではないかと思います。

代表的な競技としては、「D1」が挙げられます。この競技では、追走と呼ばれる形式で勝負をします。追走というのは、二台の車両が同時にドリフト走行をします。後追いの車両が、どれだけ先行の車両に近づきながらドリフトできるか、を競う勝負です。ドアとドアが、当たる寸前まで寄せながらのドリフトは、大迫力でスリル満点です。日本全国を回りながら、一年間の成績で競います。ぜひ近くの会場に、足を運んでみてください。

[6]オートテスト

オートテストはヨーロッパ発祥の競技と言われており、一般の方でも参加しやすいモータースポーツです。広い駐車場のような場所に、パイロンでコースを作り、決められたコースを走って、タイムを競います。ここまで聞くとジムカーナと同じですが、大きく異なる点がいくつかあります。まず、1つ目にバックギアを使うということが挙げられます。モータースポーツでは基本的に、ミスをしない限り、競技中にバックをすることはありません。しかしオートテストでは、バックをする箇所が設けられます。つまり、バックありのジムカーナのようなものです。

2つめは、サイドターン等の、特殊な走り方をしないことです。日頃の運転と変わらない操作、状態で競技に参加できます。3つ目は、自家用車で参加できるということです。他の競技では、その競技専用の車を仕上げなければなりません。お金も時間も非常にかかります。しかしオートテストは、日頃使っている車で参加することが出来ます。スポーツカーはもちろん、ハイブリッド車や、ミニバン等での参加も可能です。

そして、実はもう一つ、オートテストの面白い点があります。モータースポーツは、基本的にはマニュアル車が主役です。しかしなんとこのオートテストでは、前進と後退の繰り返しが多いため、発進が早いオートマ車の方がタイムが良いことが多いのです。オートテストでなら、あなたのお買い物車が、スポーツカーを打ち負かす可能性もある…それってなんだか魅力的ですよね!競技のために準備する道具もほとんどないことも魅力です。

最近では、JAFがこの「オートテスト」に力を入れており、全国各地の様々な場所で開催がされています。筆者も一度体験してきましたが、決してジムカーナを簡単にしたようなものではありませんでした。初心者の方から経験者の方まで、皆が本気で取り組み、争うことのできる面白い競技でした。

参加する際に、ライセンスが必要でないことなどから、初心者のモータースポーツ入門としての注目度も高くなっています。今後アツい競技になりそうですね。モータースポーツ経験者の方はもちろんですが、未経験者の方は、オートテストをきっかけにモータースポーツを始めてみてはいかがでしょうか。

オートテストの入賞賞品

オートテストの入賞賞品
(びっくりするくらい豪華です…!)

広島トヨペット様のご協力のもと競技が行われました。

広島トヨペット様のご協力のもと競技が行われました。

[まとめ]

ここまで、数多くの競技を紹介してきましたが、まだ紹介できていない物もたくさんあります。競技の内容も方向性も多種多様です。ぜひ自動車競技についてもっと調べて、自分の好みに合った競技を見つけて下さい。

最後になりますが、車は世の中の人の多くが、幼少のころから人生の多くを共に過ごしていく、大切なものです。ただの便利な移動手段としてではなく、大切な相棒として、趣味の相方として、もっと興味を持ち、大切に付き合っていって欲しいものです。その中の一つの手段として、今回は自動車競技を紹介させていただきました。

これをきっかけに、車への興味を持ってくださる方が、一人でも増えたらうれしいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

【執筆:広島大学体育会自動車部】

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