カンボジア訪問記(その3)

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カンボジア訪問記(その3)

カンボジア訪問記(その3)でございます。カンボジアの通貨はリエルKHR(Riel)といいます。1ドル=4000リエルぐらいでした。 しかし、街角でお買い物をしたり食事をすると提示されるのはUSドルばかり。そして米ドル で支払いをすると、お釣は現地通貨のリエルが帰ってくる・・・ これは日本人だから、そうなのか! と思いましたが、ガイドさんの話だと、現地カンボジア人も同様に生活の中心はUSドルとの事。 また、北部及び西部のタイ国境付近の地域ではタイのバーツも生活に密着した通貨だとの事。 ふーん…と思って聞いていたら、ガイドさんの話だとリエルは1978年から1980年の間は一旦廃止になったとの事でした。 ではその間の通貨はなんだったの?と聞きますと、「無かったんです。原始共産主義でしたから…」との回答。 皆さんはカンボジアと言う国から連想する言葉やモノは何が思い浮かぶでしょうか? “アンコール遺跡”“プレアヴィヒア寺院”“メコン川”“猫ひろし(マラソン)”等々でしょうか。 その他に“地雷”“クメール・ルージュ”“ポル・ポト”そして、“内戦”と言う言葉を忘れて無いでしょうか。1960 年代のベトナム戦争時代あおりを受けて隣国であったカンボジアも不安定な状態になり内戦が勃発。クーデターにより シハヌーク国王が北京に亡命して、クーデターの首謀者であるロン・ノル将軍クメール共和国を樹立。しかし内戦は激 化しつづけて、亡命中のシハヌーク国王はかつて敵対政党であったクメール・ルージュと共闘した。 そしてロンノル政権を打破したのが、クメールルージュ(赤色クメール)の一派であった、ポル・ポト書記長。 そのポルポト派は原始共産制を掲げて、それに反対しそうな知識人達を惨殺した。その数は200万人以上と言われています。 1975年4月から権力崩壊までの1979年1月までの間に、思想改造の徹底を図るためと言う名目で虐殺されたのは、反革命的な人々とみなした知識人、 教師、医者、文化人、公務員、資本家、芸術家、宗教関係者、その他良識ある成人男性。 さらに、一族の復讐を恐れてなのか、その子供や赤ん坊まで殺した… と言う悲しい歴史があったので、その時に一度リエルと言う通貨は無くなったのです。 だからカンボジアの国には40代後半~60代あたりの男性人口が少ないのだとも聞きました。 そんな歴史があるから、為替レートが悪い通貨リエルよりも、安定した米ドルがカンボジア内で流通しているのだそうです。 皆さんは、東南アジアの人々が、金(Gold)装飾品を好むのをご存知無いでしょうか。 多人種陸続きの大陸では、自国の内戦だけではなく他国の紛争の有事が勃発しても、肌身離さず持ち歩けて価値の高い金装飾品が好まれる理由があるのです。 そんな悲しい史実を聞きつつ、首都プノンペン近郊にも“キリング・フィールド(The Killing Fields)”があるとの事でしたので、チュンエクと言うキリング・フィールドに訪問する事にしました。 キリング・フィールドとは思想改造名目で政治犯扱いされた収容所に併設された処刑場の名称です。 カンボジア国内には数十箇所の処刑場があったそうです。

チェンエクに向かう道中の風景

チェンエクに向かう道中の風景

田園地帯に見えてきた慰霊塔

田園地帯に見えてきた慰霊塔

中には数え切れない程の髑髏が収められている

中には数え切れない程の髑髏が収められている

慰霊塔の中には数段に分かれたガラスケースがある

慰霊塔の中には数段に分かれたガラスケースがある

慰霊塔の奥に広がる森には1万人以上が惨殺された

慰霊塔の奥に広がる森には1万人以上が惨殺された

惨殺された人々を埋めた窪み

惨殺された人々を埋めた窪み

同行したガイドさんは、何歳だったのだろうか。自国の歴史を淡々と語って筆者に聞かせてくれました。彼の真剣な眼差し を受けながら、筆者もとても神妙な気分でチュンエクのキリング・フィールドを見学して、最後に慰霊塔に線香を焚き献花をして、彼とこの国の歴史を思い合掌を致しました。 その後、王宮や市内の市場をめぐりましたが、ボクにはキリング・フィールドが一番心に残るモノがありました。 その日は、なぜか夕日も霞んで見えました。

夕日
王宮の壁面(上)と、カンボジアの夕日(左)

王宮の壁面(上)と、カンボジアの夕日(左)

空き缶プレスを満載したトラック

空き缶プレスを満載したトラック

さて、その道中に気になったのは、UBC(アルミ缶プレス)の満載されたトラック。カンボジア国内にてリサイクルされるのではなく、隣国のベ トナムに運搬されて再生過程になるとの事です。他の、鉄・非鉄のスクラップ素材も同様にベトナム人問屋が買い付けて、ベトナムに搬入されるそうです。 最大積載量の概念はあるのかなぁ~などと思って見ていました。 街を行くツクツク(Tuktuk)を見ると、積載を満載して走ると、エンジンがオーバーヒートするのか、水タンクを積んで、ローラークレンメ(点滴)で水冷していた!

ポリ容器の中は水。点滴でエンジンに直接落とす

ポリ容器の中は水。点滴でエンジンに直接落とす

水タンクを搭載し、点滴で落とす水でエンジンを冷やす

水タンクを搭載し、点滴で落とす水でエンジンを冷やす

とにかく、二輪車天国。何でも運ぶ。

とにかく、二輪車天国。何でも運ぶ。

バイク
タイヤ
二輪車は人や物の、流通手段になっている

二輪車は人や物の、流通手段になっている

交通手段の二輪車
道路整備が悪いので、土煙だらけ・・・

道路整備が悪いので、土煙だらけ・・・

街中でもマスクは、バイク乗車時に必需品

街中でもマスクは、バイク乗車時に必需品

TukTukから見た、夜のプノンペン街角

TukTukから見た、夜のプノンペン街角

バイクでは載り切れない場合は、ピックアップで

バイクでは載り切れない場合は、ピックアップで

厨房前に掲げられた豚肉達

厨房前に掲げられた豚肉達

さて、いよいよ明日はカンボジアからタイに渡航して、帰国の途に着きます。 日中に訪問した企業のボスが晩御飯をご馳走してくれるからと招待して頂いた先は… やはり、華人が選ぶお店は、中華料理でした。 チャイニーズ・レストラン(Chinese Restaurant)は、世界中にあるのでは無いでしょうか?初め てお会いする方なのに、有名な北京ダックまで出して頂きまして、華僑、華人がこの国の経済に及ぼす影響を考えて、おいしくカンボジアビールを頂きました。 次回の第4弾レポートでは、カンボジアとタイをご報告致します。乞うご期待!

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