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自動車の補修をしてみよう!(1)~自分で作業する際に気をつけておきたいこと

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自動車の補修をしてみよう!(1)~自分で作業する際に気をつけておきたいこと~

愛車をうっかりぶつけてしまった!そんなとき、あなたならどうしますか?自動車をぶつけてしまうと、ほぼ確実に傷がつき、外観を大きく損ねてしまいます。よほどの凹みでない限り車検は通るし、正常に走行できるわけですが…やはり、気になるのは周りの目です。

見た目を復活させるには、補修と呼ばれる作業を行います。補修を専門に行う業者もいますが、ここでは、自分で作業をすることを前提とした際の注意事項やポイントについて見ていくことにしましょう。

○まずは傷の状態をチェックするところから!

無理なく確実に補修をするためにも、作業に入る前に、まずは痛々しい車両の傷を見てみましょう。多くはコンパウンドで削るか、同じ色を塗装することできれいになりますが、それにもさまざまな方法が考えられます。

その補修方法によって用意するアイテムも変わってきますし、計画も変わってくるでしょう。場合によってはパーツ交換の作業が必要になるかもしれません。

○自分で塗装を行う場合、ボディカラーを確認しましょう

業者に任せる場合はお任せで色を見つけてもらえます。しかし、自分で塗装する場合、正確なカラーのスプレーやタッチペンを見つけてこなければなりません。え?青なら青でいいのでは?と思うかもしれませんが、実際には青でも繊細に色合いが異なるのが自動車なのです。

たとえば、同じ青であっても明るい青や紺、水色に近いものなど、何色もあります。その上、ソリッドやメタリックなど、同じ色であっても、たくさんの種類があるのです。これが微妙に違ってしまうと、塗装して乾いた時に跡が目立ってしまい、カッコ悪くなる場合があります。

正確な色は、ボンネット等の中にあるコーションプレートに書かれています。カラーコードと呼ばれる英数字が書かれていますので、これと同じものを購入しましょう。車種によっては、運転席、助手席の付近、あるいはトランクに書かれている場合があります。

助手席側のドアを開けた矢印のあたり

助手席側のドアを開けた矢印のあたり

コーションプレート

コーションプレート
【COLOR(カラー)202】が、カラーコードとなります。
トヨタ202は、ソリッドの黒となります。

ボンネットを開けた矢印のあたり

ボンネットを開けた矢印のあたり

カラートリム:1CO シルバーメタリック

カラートリム:1CO シルバーメタリック

○その他、自分で塗装を行う場合に用意しておきたいアイテム

大きな自動車用品販売店へ行くと、さまざまな補修用品が販売されています。その中でも、最低限必要だと思われるアイテムをいくつかご紹介していきましょう。

(1)マスキングテープ

塗装をする際、周りにスプレーが飛ばないよう保護をする新聞紙やビニールを固定するテープです。マスキングテープは塗装を傷めないもので、既存の塗装面を守りつつ、しっかりと固定をしてくれます。なお、今ではマスキングテープと周辺を覆うビニールが一緒になっているタイプもあるので便利です。

マスキングテープにも、種類がある

マスキングテープにも、種類がある

(2)ヤスリ(サンドペーパー)

紙ヤスリの主な用途は二つあります。ひとつは、傷でギザギザになった塗装面をならすために使います。粗めの番号でボディを削り、平らにしていきます。もうひとつは、塗装後に吹き付けた塗装をなめらかにするためです。この場合は目の細かいものを使用します。

なお、ヤスリにはすべて番号が書いてありますが、番号が大きいほど、目が細かくなり、微細な削りにも対応が可能です。

(3)コンパウンド

コンパウンドとは、ヤスリと同じ役割を果たすアイテムです。液状、あるいはゲル状になっていて、布などにつけて「こする」ことで、その面を平らにならすことができます。最後の仕上げに使用されるもの、あるいは軽微な傷を隠すための微調整用と考えておきましょう。

○自分で塗装をする際の注意事項

補修は、アイテムさえそろっていれば誰でも挑戦は可能です。しかし、その他にも注意しなければいけない点があります。

(1)場所に注意

塗装には、シンナーなどの揮発性の高い危険なものが含まれていることが多いです。換気は十分に行い、事故のないように塗装しましょう。閉め切った場所で作業をすると体調不良の原因になります。

また、埃やゴミが付着すると、それだけで仕上がりが大きく変わってしまいますので、なるべく埃っぽくないところで作業をするようにするといいでしょう。そして、スプレーは思っているよりもあちこちに飛散しますので、周辺の環境には十分注意してください。

(2)塗装作業を行う時間帯と乾燥時間について

塗装は季節によっても乾き具合が違いますが、自然乾燥の場合、一週間くらいは見ておいた方がいいでしょう。表面は乾いていたとしても、内側が乾いていなかったということがあるためです。また、塗装状況を確認できるよう、周りが明るい時間帯に作業を行うようにしましょう。

(3)マスキングの範囲について

マスキングは、塗装をきれいに行う上でも、余計なところを汚さないという意味でもとても大切なものです。特に、スプレーを使って塗装を行う場合は飛沫が思ってもいない範囲まで飛ぶことがありますので、できる限り広範囲をマスキングしておいた方がいいでしょう。

(4)焦らないこと!

これが一番大切です。確かに、補修途中の車両とは、ある意味ぶつけてしまった直後よりもカッコ悪い見た目になってしまいます。しかし、ここで焦ってしまうと塗装がきれいにならないといった弊害が出てくる可能性があるのです。見た目が気になるのは十分理解できるのですが、最終的な結果に照準を合わせた作業を心がけるようにしましょう。

○自分では難しいと感じたら鈑金屋さんへお願いしましょう

自動車の塗装は、素人がやって、そうそう簡単に補修を完了させることは難しいです。きれいにやるだけでなく、時間や正確さ、場所の問題もあるでしょう。それらをクリアできないと思ったら、無理をしないでプロにお任せしてみてはいかがでしょうか。

費用面こそ高額になってしまいますが、その技術と結果は確かなものが期待できます。

自動車の補修を自分で行いたいと考えるのであれば、それなりのアイテムを用意し、時間をかけて丁寧に作業することが大切です。また、愛車を確実、きれいに修復するためにも、難しい作業になると感じた場合は、鈑金塗装のプロにお願いするのもひとつの手段だと覚えておきましょう。

このレベルだとプロに任せた方が無難

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