自動車保険について知ろう!3~自動車保険なのに!?~
自動車保険についての第三弾は、保険の細かな特約やサービスについてお話していきます。特約とは、通常の保険料にあわせて、少し上乗せすることで受けられる特別な契約のことです。通常の保険料で受ける契約よりもかなりお得になっているものが多いですが、安くて便利だからと余計な契約をするのはよくありません。
サービスについても同様です。詳しくチェックすると共に、どのようなものがあるのか見ていくことにしましょう。
以前はすべての自動車保険は同じものでしたが、通販型や代理店型、さまざまなサービスや特約により、それぞれの企業が、それぞれの色を出してくるようになりました。いわゆる「目玉」を用意し、お客様を呼ぶことが可能になったのです。そのため、各企業に差が出てくるようになりました。
たとえば、自動車とは関係のないサービスを混ぜてみたり、事故を起こしたその時の細かな心配りに配慮したりしているのです。もちろん、必要ないと思えば付帯させる必要はありません。また、付帯させても該当することがなければ、それでおしまいになってしまうのも事実です。
この辺の選択が個人で選べるようになったのは良いことですが、万が一外したサービスがいざと言うときに必要になっても対象外になってしまいます。そのため、どこまでを適用し、どこからは不要という判断にするのかが契約者の悩みどころなのです。
特約にはさまざまな内容のものがあり、ひとつひとつを説明できないほど沢山のタイプがあります。ここでは、その中でも自動車に関係ないのに特約として存在しているものについていくつか紹介していきます。
・個人賠償責任特約
自動車事故以外の場合に、自分が相手をケガさせてしまったり、物を壊してしまったりした際の補償をしてくれるものです。日常生活のトラブルに対応できるというのが魅力的な内容になります。
・自転車傷害特約
自転車に関する事故を専門的に補償してくれる特約です。自分だけの単独事故、相手をケガさせてしまった場合、自転車にぶつけられた場合など、その内容も幅広くなっています。自動車以外にも日常で自転車を多く利用する人、徒歩で買い物に行く主婦の方などにお勧めの特約です。
・IDガード特約
これは、自分が所有しているキャッシュカードやクレジットカードにかかる特約です。万が一不正に使われてしまったと認定された場合に保険金がおりるというものになります。近年はカード偽造などにより被害が増えているので、カードを所有している人には大変ありがたいものです。
・犯罪被害事故傷害特約
自分が犯罪事件の被害者になってしまった場合に、各企業のルールに応じて保険金を支払うというものです。事件は、どこで巻き込まれるか分かりません。まさに「いざという時の」特約になります。
ロードサービスといえば、皆さんが真っ先に思いつくのはJAF(日本自動車連盟)ではないでしょうか。自動車のトラブルでお世話になった人も多いのでは?近年では、ロードサービスを自動で付けてくれる、あるいは特約などにより同等、あるいはそれ以上のサービスを受けられるものが多くなってきています。
また、ありがたいのはサービスを利用しても、等級は下がらないことが多いという点です。ただし、これはロードサービスのみであり、自動車の修理に伴うものに保険を使った場合は等級に影響が出るものになってしまいますので注意しましょう。
一般的なサービスである故障・事故車の運搬、キー閉じ込めやオーバーヒート、ガス欠などのトラブルに対応してくれます。では、これがあればJAFは必要ないのか?というと、そういうことではありません。
JAFも自動車保険も自動車運搬の走行距離や利用頻度(トラブル時の呼び出し回数)には限界があります。そのため、長距離移動や度重なるトラブルには対応してもらえない場合もあるのです。できることであれば両方のサービスを利用し、対応できるようにしておくといいでしょう。
事故は思わぬ場所でも起こるもの
衝突事故の実証実験の構図
トラブルはいつ起こるか分からないのは言うまでもありませんが、山中で故障、家に帰れないとなったらどうしたらいいでしょうか。まさか、野宿と言うわけにもいかず、ちょっとした宿泊先を探さなければなりません。また、都心であっても電車やタクシーなど、予定外の出費が出てしまうことも…。
そんな時、自動車保険によってはこれらの費用をカバーしてくれるものがあります。また、形式は異なりますが、レンタカーの手配料金をサービスしてくれるところもあるのです。そのサービスはピンからキリまでありますので、自分の契約している保険会社でどのように扱っているか確認しておきましょう。
「加入する?加入しない?」
自動車保険に限らず、さまざまな保険で、多種多様な補償を受けられるようになりました。同じようなサービスに複数の料金を払うのはもったいないですが、日常のトラブルに対応してもらえるようになったのは、とてもありがたいことです。
自動車保険が掛け捨ての保険だとなると、腰が重くなるという人がいます。自動車だけの保険だと思ってしまうと、その気持ちは分からなくもありません。しかし、それ以外の保険も一緒に使える!と思ってみたらいかがでしょうか?
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そして、もちろん自動車の保険にも適用できる…これだけ汎用性が高かったら、掛け捨てでもいいと思いませんか?生命保険は年齢が上がれば保険料も高くなりますが、自動車保険は無事故によってある程度の減額が期待できます。
キャッシュバックはほとんどないかもしれませんが、生命保険だって病気などで利用したらお金は返ってきません。自動車保険は入っていなかったら、事故の補償もしてもらえないのです。
加入していない人は、これを機に、自動車保険の加入を、申し訳程度に加入している人は、プランの見直しをしてみてはいかがでしょうか!
パーツやメタル資源として再利用し国内外に販売!
車解体の資格を持つ廃車.comの工場と直取引だから高く買取れる。
すでに払った31,600円の自動車税も返ってくる。
(4月に廃車/1,600cc普通自動車)