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中国の自動車事情レポート(2012年4月:訪問)

中国の自動車 今回は、中国の上海から高速で一時間程の町に行ってきました。
訪問したのは上海近郊の沿岸地域であり、経済成長が凄まじいものがあります。
今回は、韓国メーカーであるKIAの、正規販売ディラーに立ち寄り、新車の売れ行き、修理などの現状を聞きました。

中国の自動車 新車は、1店舗1ヶ月で150台位は売れるそうです。 中国不動産大バブルの恩恵なのか、すごい好景気がいまだに続いている様子です。 しかし新車販売は好調な一方で、行政の動きが共産党政権の弊害なのか登録台数抑制のためなのか、 ナンバー登録が国から規制されており、登録待ちの状況が続いているそうです。 日本から見ると羨ましい限りですが、中国の訪問した販売店では、 ナンバー取得等の書類登録の順番待ちがなければ早く販売したいそうです。

修理する車両 訪問した新車販売店と併設されている、サービス工場には、 整備部門と鈑金部門とがあり工場の敷地は、日本のディラーの数倍はありました。 数倍あるのは敷地面積だけではなく、なんと修理する車両は、1日におおよそ100台程だそうです。
さすが中国3千年です。(関係無いか… 苦笑)

リペア修理入庫 工場の内部を見学させてもらうと目立つのが、整備入庫よりも、リペア修理入庫のお車達。 説明してくれたスタッフの話によると、特に接触した事故での修理、鈑金塗装が多いそうです。 アテンドしてくれた友人の話では、急激なモータリゼーションによって普及した自家用車に対する、 ドライバーの交通ルールや交通モラルに対する意識が低く、我先に走ろうとして交通事故が頻繁に起きているようです。

車を上げるリフト 車を上げるリフトも20台以上と多く、圧倒されます。日本ではこの規模は中々ありません。
整備や鈑金塗装に対応する部品は、全て新品で対応しているそうです。 それは中古部品の再利用は法律で認められておらず、裏ルートな業者は使用していても、 行政から認可されたメーカー系の工場では使用は無いとの事。 どうやらリサイクルに対する考え方や法整備は未発達なようです。

整備部品待ち 工場内の奥では修理待ちの車が、まだまだ待機しておりました。 中国の人口は多いので、整備スタッフも大勢いる感じでしたので、どうして修理をしないのかを訊ねたら、 どうやら、整備部品待ちとの事。誇りがかぶって長期入院って感じですね。

整備ゴミと思わしき廃棄物 工場の裏手に回りました所、整備ゴミと思わしき廃棄物が積上げられていました。
この廃棄物の処理は、どうしているのでしょうか?
日本ではバンパーなどは再資源化する取り組みがなされていますが、中国では?疑問です。

修理しない車 また事故した車で、修理しない車は、一部ヤードの隅に保管されていました。
この後は、解体業者に排出されるそうです。日本では、自動車の解体業には、 自動車リサイクル法に基づいた設備を供え、法により許可を取得しないと業を営めませんが、 中国では同様の法整備などはなく、どうやら青空の下で解体作業や、分別作業が行なわれるそうです。 その際は環境に負荷を与える可能性のあるフロンガスの回収や、廃油処理はどうなるのでしょう?

急激な発展をしてゆき大国化してゆく、中国。少し不安を感じます。 これからどんどん法整備もされてゆくのでしょうが、なんとか日本の高度な自動車リサイクルの手法を取り入れて、 環境を守って欲しいと感じました。
私たちは、同じ地球に住んでいるのですから、隣国の環境影響はほって置けませんからね。

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