地球の役に立つなら素晴らしいです。どのように役に立つか知りたいですね。
そもそも、自動車リサイクル法が施行された背景には、拝金主義の粗悪な業者が、瀬戸内海の東部にある直島諸島、豊島(てしま)と言う島に、工業シュレッダーから排出された、約56万トンもの大量な自動車シュレッダーダスト(自動車の破砕くず)等々を、違法に投棄したり野焼きを繰り返したりして、甚大な環境被害を出した事が自動車リサイクル法施行のきっかけとなったのです。豊島問題は2000年に公害調停がなされていますが、現在でも処理作業が続いています。
私たち、自動車リサイクルに係る者として、今後そのような事が起こらないように、国や自治体、自動車メーカーと我々リサイクル業者が三位一体となって、取組んでいるのが自動車リサイクルなんです。
また拝金業者が粗悪な事業を実施しないように、自動車解体業や自動車破砕業は自治体(国)による許可制となり、誰もが営めるものでは無くなりました。
自動車リサイクル法を遵守する事で、フロンガスを適正に処理されてオゾン層破壊の抑制、地球温暖化防止に繋がりますし、自動車の破砕くずから更にリサイクル吸音材を作ったり、管理型処分場で処理する事やSRSエアバック類を車上展開する取外しを促進する等々の措置がつながってゆき、地球の役に立つ事につながって行くのではないでしょうか。
廃車ドットコムはそんな事を進める集団でありたいと思っています。